2023年10月10日火曜日

2023.11.5(日)言葉と音楽〜箕作秋吉を歌い継ぐ 開催!

言葉と音楽〜箕作秋吉を歌い継ぐ
音楽の「茅産地消」 
茅ヶ崎ゆかりの作曲家の音楽を地元演奏家で聴く

日本のクラシック音楽史に名を残す茅ヶ崎ゆかりの作曲家 箕作秋吉(みつくり しゅうきち)。横浜高校、茅ヶ崎一中校歌の作曲者としても知られています。
秋吉の孫にあたる栃内まゆみさん作曲の俳句とのコラボレーション新作を秋吉の代表作「芭蕉紀行集」とともに味わいます。同じく茅ヶ崎ゆかりの作曲家 山田耕筰、茅ヶ崎と関わりが深い作曲家 近藤浩平さんの曲も取り上げます。
演奏家の人選は地元茅ヶ崎出身,在住の実力派バリトン歌手の竹村淳さんにお願いしました。
まさに温故知新、音楽の茅産地消です!

箕作秋吉 みつくり しゅうきち(1895-1971) 
戦後茅ヶ崎に居住。松尾芭蕉の代表的な俳句10句を用いた歌曲「芭蕉紀行集」を作曲、日本的和声を 追求した実験的な作品で代表作となる。映画音楽、放送音楽、校歌、社歌、童謡の分野でも活躍。横浜高校校歌は甲子園の名曲として親しまれている。

2023年11月5日(日)
13:30開場 14:00時開演
会場 スタジオ・ベルソー(茅ヶ崎駅南口徒歩3分) 主催 湘南クラシック音楽を愛する会
料金 3,000円
御予約、問い合わせ
090-3695-5450
 ※定員80人 
 ※未就学児入場可(静かに聴けること) 
 ※プログラム、出演者は予告なく変更する場合があります。 
 ※後日有料での配信を予定しています。(11/19 開始予定)
価格1,000円(手数料別途)
配信元:Seaside Classics

<出演>
竹村淳(バリトン) 
小田切一恵(ソプラノ) 
伊坪淑子(ピアノ) 
劇団湘南山猫(劇中歌) 
栃内まゆみ(ピアノ)

<第一部>
箕作秋吉作品 
『亡き子に三部作』より「悲歌」(沙良峰夫作詞)ソプラノ 
『花に因んだ三つのピアノ曲』より「さくらさくら」〈ピアノソロ〉 
『芭蕉紀行集』10 句 バリトン

栃内まゆみ作品
俳句&新曲コラボレーション(句:山田径子)ソプラノ&バリトン
第1曲:昼は日を 第2曲:燕来る 第3曲:十月の 第4曲:冬が来る 第5曲:若葉揺れ

箕作秋吉作品
童謡「お月さま」(深尾須磨子作詞)ソプラノ
童謡「なんでもハイハイちゃん」(小林純一作詞)ソプラノ
童謡「叱られ坊主」(サトウ・ハチロウ作詞)ソプラノ
横浜高校校歌(尾山篤二郎作詞)バリトン
茅ヶ崎一中校歌(前田鐵之助作詞)ソプラノ&バリトン

<第二部>
栃内まゆみ作品
劇団湘南山猫オリジナル音楽劇 (詩:宮澤賢治)より 劇中歌:劇団湘南山猫、ピアノ:栃内まゆみ
宮澤賢治『注文の多い料理店』より「風の唄」 同『鹿踊りのはじまり』より「ああいいな せい せいするな」「のはらのまん中のめっけもの」

近藤浩平作品
歌曲集『木にかえる』作品 77 より「木にかえる」ソプラノ 
『いつか夢になるまで』~家の中にとどまる音楽家たちのために~無伴奏[短縮版]バリトン
 『ひとのふるさと』作品 144 ソプラノと左手のピアノの為のヴァージョン ソプラノ

山田耕筰作品
「からたちの花」「この道」「かやの木山の」「砂山」(北原白秋作詞)バリトン
「酸模の咲く頃」(北原白秋作詞)「電話」(川路柳虹作詞)ソプラノ
「赤とんぼ」(三木露風作詞)「あわて床屋」(北原白秋作詞)ソプラノ&バリトン


清水友美リサイタル終演

清水友美リサイタル
多様で多彩な自己表現・共生と平和へのねがい〜仲間たちと共に〜
2023年10月7日@茅ヶ崎 スタジオ・ベルソー


音楽を軸に朗読劇、即興のダンスなど多彩な共演者の皆さんと大いに盛り上がりました。清水友美さんの個性、普段の活動、人々とのネットワークなど様々な面を引き出し、表現出来たと思います。
以前から共演を望まれていたタケオ(新倉壮朗 )さん、こちらからのリクエストで共演して頂いた野村雅美さん、今回はソロで左手の曲に挑戦して頂いた佐藤浩紀さん、ステージでの共演をぜひ見たかった作曲家の近藤浩平さん。そして朗読劇に参加された演劇集団 ART Lounge、はっぱオールスターズの皆さん。素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました。またやりたいですね。











2023年10月4日水曜日

2023.10.7(土) 清水友美リサイタル 多様で多彩な自己表現・共生と平和へのねがい 〜仲間たちと共に〜開催!

茅ヶ崎のミューズ 清水友美さんのコンサートを今年も開催します。即興演奏家 新倉壮朗さん、ギタリスト 野村雅美さん、作曲家 近藤浩平さんとの共演。佐藤浩紀さんはソロに挑戦。

音楽朗読劇「ヒロシマのピアノ」劇中歌では演劇集団 ART Lounge、はっぱオールスターズ(特別支援学校有志)と共演します。

観客の皆さまの参加コーナーもございます。みんなで音楽を楽しみましょう!



清水友美リサイタル

多様で多彩な自己表現・共生と平和へのねがい

〜仲間たちと共に〜

2023 年 10 月 7 日(土)

13:30開場 14:00時開演 スタジオ・ベルソー(茅ヶ崎駅南口徒歩3分)


●ピアノソロ(湘南ゆかりの作曲家と現代ウクライナの作曲家)

山田耕筰「哀詩 《荒城の月》を主題とする変奏曲」 

成田為三「浜辺の歌」(會田瑞樹編曲) 

箕作秋吉「なんでもハイハイちゃん」(弾き語り) 

シルヴェストロフ「3 Bagatelles Op.1」


●茅ヶ崎通いの作曲家 近藤浩平との共演(ピアノと打楽器即興)

 近藤浩平「雨の針葉樹林」

 

●音楽朗読劇「ヒロシマのピアノ」フィナーレ(劇中歌)

作曲・演出:清水友美 出演:演劇集団 ART Lounge

    はっぱオールスターズ(特別支援学校有志)

    林潤、清水友美

    

●ピアニスト 佐藤浩紀のソロ

 近藤浩平「三段峡と八幡高原」

 

●即興演奏家 新倉壮朗との共演

●ギタリスト 野村雅美との共演

●みんなで参加!即興音楽を楽しむコーナー



料金:3,000円

主催:湘南クラシック音楽を愛する会、湘南SHOW点

後援:茅ヶ崎市

御予約、問い合わせ:

090-3695-5450 shonan.classic@gmail.com(藤本) 

※定員80人

※未就学児入場可(静かに聴けること)

※プログラム、出演者は予告なく変更する場合があります。


清水友美 Tomomi Shimizu 

ピアニスト・シンガー・ダンサー・作編曲・司会・女優・音楽教室主宰。

茅ヶ崎市出身、武蔵野音楽大学ピアノ科卒。清水の為に書かれたピアノ作品も数多く、毎年リサイタルツアーを行う。茅ヶ崎で「赤とんぼ」を作曲した 山田耕筰の知られざるピアノ作品も意欲的に演奏。 オリジナル POP バンド「foolish fish」では Vo を担当する他、幼少からダンスを学び、ダンサーとしての依 頼も数多い。クリエイター集団「Honey Cue」、市民団体「湘南 SHOW 点」代表。

FM湘南ナパサのラジオ番組「清水友美の LOVE 湘南」毎週土曜 20:30~放送中。

https://ameblo.jp/tomomi-shimizu/

2023.9.2 坂本久美 櫻井如那デュオリサイタル 終演

フランスで活躍中のお二人の一時帰郷に合わせて地元鎌倉にてコンサートを企画。初めての会場でしたが、客席の皆様のアットホームな雰囲気にもうまくマッチし素晴らしいコンサートとなりました。満員のご来場、誠にありがとうございました。本場仕込みの素晴らしい演奏に加え作曲家と手紙の関係の紹介、実に刺激的で勉強になりました。






詩と手紙で綴る 歌とピアノのデュオリサイタル

Lettres intimes

ソプラノ: 坂本 久美    ピアノ: 櫻井 如那

2023年9月2日(土) 14:30開演/14:00開場

料金:3,000円

定員:40名

会場 : カノンハウス鎌倉

神奈川県鎌倉市浄明寺3-10-37

https://canonhouse.jp/

JR鎌倉駅東口 京急バス4番乗り場【鎌23,24,36系統】 乗車約10分「浄明寺」下車。進行方向へ徒歩1分。徒歩5分圏内に有料駐車が複数箇所あります。


プログラム

G.フォーレ/ 月の光、5つのヴェネツィアの詩

D. de セヴラック/ロマンティックなワルツ, 空は屋根の彼方で

高田三郎/パリ旅情 より

H.クレティアン/水のほとりの小さな詩 より

M. ボニ/ プレリュード

F.プーランク/ 偽りの結婚、ルイアラゴンの2つの詩  ほか


✳︎終演後に交流会がございます。


Lettres intimes

Lettre とはフランス語で手紙、文字、intimeは親密な、仲間内の、秘められた、心の底の、などを意味します。フランス歌曲の詩と音楽が作り出す親密な音の世界は、まるで親しい誰かから送られた手紙のように繊細に、ときには大胆に心に染み渡ります。 今回のデュオリサイタルでは、フランス詩と実際に作曲家や詩人が書いた手紙を交えつつ演奏 をします。どうぞ近しい方からの手紙のように、フランス歌曲をお楽しみください。


ソプラノ: 坂本 久美 Kumi Sakamoto

鎌倉市出身。6歳からピアノを始める。中学生時代の合唱活動で歌うことの楽しさを知る。北鎌倉女子学園高等学校音楽にて本格的に声楽を学び始め、国立音楽大学声楽科、同大学院フランス歌曲専攻を修了。大学院修了の後、渡仏。フランス歌曲の歌唱法及び研究の第一人者であるフランソワ・ル・ルー氏に師事し19世紀から現代までのフランス声楽作品を学び、エコール・ノルマル音楽院演奏家課程を修了。また同時にバロック音楽に興味をもち、パリ地方音楽院古楽科オペラバロック科に入学。フランス、イタリアバロックオペラを中心に中世から古典時代の音楽様式について研鑽を積む。

在学中からソリストとしての活動を始め、これまでにバロックアンサンブルLes Paladins, Les Epopées, Eumeliaにソリストとして参加。また現代音楽の分野では緻密な音楽作りにおいて作曲家からの信頼が厚く、ニコラ•バクリの個展にてソリストに抜擢される。国際フランス歌曲センタ ーのコンサートにてヴァンサン・トロレ、ベルトラン・プ レ作品の初演を行う。

2019年トゥールーズ国際歌曲コンクールにてピアニスト 櫻井如那とデュオを組み、フォーレ・セヴラック賞を受賞。2020年ジョルジュ・エネスコ国際コンクールにてグランプリを受賞、パリ・ルーマニア文化会館にてコンサートを行う。

これまでに秋山理恵、フランソワ・ル・ルー、近藤富佐子、クレール・ルフィリアートル、ステファン・フュジェの各師に師事。


ピアノ: 櫻井 如那 Kotona Sakurai

神奈川県出身。小学三年生から中学三年生まで横須賀芸術劇場少年少女合唱団に在籍し、歌うことやアンサンブルに親しむ。桐朋女子高等学校音楽科ピアノ科を経て同大学在学中、自らの得意を活かすためにフランスの伴奏科への留学を志す。卒業後、2013年に渡仏。パリ13区音楽院ピアノ伴奏科にてディプロムを取得後、パリ国立高等音楽院オペラ伴奏科および歌曲伴奏科(修士課程)にて、初見や移 調、スコアリーディング、通奏低音など、伴奏ピアニストとしての基礎を固めながら、コレペティトゥア、伴奏ピアニストとして研鑽を積む。2017年にオペラ伴奏科を、2019年に歌曲伴奏科を最優秀賞で卒業。オペラ伴奏科の 卒業試験にて演奏した、アーンのオペレッタ《シブレット》が好評を博し、翌年の音楽の祭典Fête de la musiqueにおいて、フランス首相官邸Hotêl Matignonにて再演される。その他にも、モーツァルト《魔笛》、ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》、チマローザ《秘密の 結婚》、マスネ《ウェルテル》などの稽古ピアニストを務める。修士論文は《メーテルランクの戯曲「ペレアスとメリザンド」における、フォーレ、シベリウス、シェーンベルクのアプローチ》。現在は、母校であるパリ国立高等音楽院の声楽科伴奏員を務めるほか、パリ1区音楽院の器楽科、郊外の音楽院にて伴奏員として教鞭をとる。

2019年トゥールーズ国際歌曲コンクールにて坂本久美 (ソプラノ)とデュオを組み、フォーレ・セヴラック賞を受賞。2020年ロワイヨモン財団主催のマスネ《ウェルテル》ワークショップにピアニストとして参加。2021年エクス=アン=プロヴァンス音楽祭ボーカルレジデンシーアカデミー生。