2022年10月28日金曜日

杉浦菜々子ピアノリサイタル〜風景と心象 ピアノで訪れる印象の物語〜2022年11月27日(日)開催!

2022年11月27日(日) 13:30開場 14:00時開演

スタジオ・ベルソー(茅ヶ崎市共恵1-8-20 茅ヶ崎駅南口徒歩3分)

風景と心象 ピアノで訪れる印象の物語。杉浦菜々子さんの、繊細で思いがこもった演奏で紡いでいきます。ぜひご一緒に。

杉浦さんからのメッセージです。

11/27に茅ヶ崎でリサイタルさせていただきます。美しいチラシをチェリストの友人北條立記さんが作って下さいました。

今回は、主催の藤本さん推薦のグロヴレーズの作品とドビュッシーのアラベスクを柱にプログラムを考えました。

ライフワークにしている日本人作品からは、茅ヶ崎縁の箕作秋吉「春のやよひ」と、私にとっては因縁深い山田耕筰の「春夢」、まさに日本の長閑けき風情を感じることができます。

また、竹内淳さんによる連弾の新作初演があります。共演は、竹内先生の奥様でフランス音楽に精通しておられる深尾由美子さんです。深尾先生には、ドビュッシーの「小組曲」とケクラン「2台のピアノのための組曲」(宮尾幹成氏による連弾バージョン)も共演していただきます。





2022年10月23日日曜日

デオダ・ド・セヴラック ピアノ曲・全曲演奏会ライブ配信 vol.3配信中!

ご好評頂いているデオダ・ド・セヴラック ピアノ曲・全曲演奏会ライブ配信プロジェクトですが、vol.3が配信中です。11/6までとなりますので、この機会にぜひご視聴ください。ピアニストの深尾由美子さんからのメッセージです。


キンモクセイの花が香り、秋なんだなと実感させてくれます。

デオダ・ド・セヴラック ピアノ曲・全曲演奏会ライブ配信 vol.3 のご案内です。

久しぶりに取り組んだ《大地の歌》は、南仏の田園とそこに暮らす人々の素朴で詩的な世界が素敵で、そこに住んでしまいたくなるほどはまりました。

《水の精たちと不謹慎な牧神》は、弾いていて思わず身体が踊り出してしまいそう。

跳躍の多いこの作品、手の小さな私には難関でしたが、ライブ録音のスリリングな瞬間に掴んだ「最上の瞬間」を、お聴きいただけましたら幸いです。

ダイナミックな《ラングドック地方にて》第1~4番(5番はvol.1に収録)と合わせて、セヴラックの魅力をお伝えしたいです。

彼の没後150年記念イヤーはもうすぐ終わりに近づきます。

録音の際のピアノはベーゼンドルファーです。イエルク・デームスが「大きくはないけれど偉大な楽器!」と褒め讃えた楽器です。

このピアノは味わいのある響きを持っていて、私の音色作りに実に正直に答えてくれました。


〇ライブ配信:2022年9月18日~11月6日まで何度でもお聴きいただけます。詳細はこちらからご覧いただけます↓

https://seasideclassics.zaiko.io/e/severac-fukao3

神奈川新聞に記事掲載

神奈川新聞に主催コンサート 清水友美ピアノリサイタル「音楽でたどる ヒロシマ・ウクライナ・茅ヶ崎」に関する記事が掲載されました。Webサイトからご覧頂けます。

ウクライナから来日したものの非常に難儀している方たちが多いという現実。音楽の力で今後も支援していきます!

侵攻から半年「仕事もお金もない」避難民が窮状訴え2022年8月22日

https://www.kanaloco.jp/news/social/article-932229.html



2022年7月16日土曜日

清水友美ピアノリサイタル 〜音楽でたどる ヒロシマ・ウクライナ・茅ヶ崎〜2022年8月20日(土)開催!

2022年8月20日(土) 13:30開場 14:00時開演

スタジオ・ベルソー(茅ヶ崎市共恵1-8-20 茅ヶ崎駅南口徒歩3分)


音楽を通じて様々な問題、地元茅ヶ崎の音楽文化などを考えて行きたいと思います。

戯曲「島」は現在の呉市音戸町を舞台に被爆後の人々を描いた作品で、1957年に劇団「民芸」によって初公演されて話題を呼び、現在の岸田国士戯曲賞である新劇戯曲賞を受賞したものです。主人公の青年教師のモデルは後に日本原水爆被害者団体協議会の代表委員となる坪井直さん。広島でオバマ大統領と抱擁を交わされた方です。今回は近藤浩平さんが90年代に作曲した劇伴音楽のピアノ連弾版で、朗読と組み合わせて戯曲のメッセージを伝えます。

戦禍の続くウクライナからはリャトシンスキーとシルヴェストロフという師弟関係にある2人の作曲家をご紹介します。音楽を通じて独自の文化、伝統を感じることができると思います。現代の作曲家、シルヴェストロフはドイツに逃れ、当地で作曲も行っているそうです。「祈り」をイメージさせ心に深く響く音楽世界をお楽しみ下さい。

茅ヶ崎ゆかりの作曲家、箕作秋吉(1895-1971)は、横浜高校や茅ヶ崎一中の校歌の作曲者として知られていますが、日本初の作曲家の協会を組織し海外へ作品を積極的に発信し評価されたり、西洋の和声とは異なる日本的和声を提唱、実践するなど日本の作曲界に大きな功績を残された方です。今回は劇団を組織し作曲もされているお孫さんの栃内まゆみさんをお招きし、作曲家の近藤浩平さんと箕作秋吉の魅力を語る対談をお願いしています。栃内さんのオリジナル曲も演奏いたします。

広島の被爆者の戦後の生活を描いた戯曲「島」より

■近藤浩平:連弾のための組曲「島」と朗読(抜粋)

 戯曲「島」:堀田清美 作曲:近藤浩平 構成・演出:清水友美 朗読:岩井智恵、他

 連弾:佐藤浩紀

■近藤浩平:「いつか夢になるまで~家の中にとどまる音楽家たちのために~ソプラノと左手のピアノのためのバージョン(弾き語り版 抜粋)」

20世紀、21世紀のウクライナの作曲家たち

■リャトシンスキー:リフレクションズ より、Ⅰ,Ⅱ,Ⅶ

■シルヴェストロフ:3つのバガテルOp.1 


茅ヶ崎ゆかりの作曲家たち

■箕作秋吉:花に因んだピアノ曲Op.16 より 第2曲「さくらさくら」、第3曲「春のやよい」

■箕作秋吉:童謡「なんでもハイハイちゃん」、他

■栃内まゆみ:歌曲「百年後(あと)の君へ」

■近藤浩平・栃内まゆみ トークコーナー

■川上貞奴版「サロメの舞」より

 作曲:山田耕筰 編曲:清水友美


料金:2,000円 オンライン配信:1,000円

主催:湘南クラシック音楽を愛する会、湘南SHOW点

後援:茅ヶ崎市

御予約、問い合わせ:

090-3695-5450 shonan.classic@gmail.com(藤本)

※定員50人 ※未就学児入場可(静かに聴けること)


清水友美 Tomomi Shimizu

ピアニスト・シンガー・ダンサー・作編曲・司会・女優・音楽教室主宰。

茅ヶ崎市出身、武蔵野音楽大学ピアノ科卒。

清水の為に書かれたピアノ作品も数多く、毎年リサイタルツアーを行う。茅ヶ崎で「赤とんぼ」を作曲した山田耕筰の知られざるピアノ作品も意欲的に演奏。

オリジナルPOPバンド「foolish fish」ではVoを担当する他、幼少からダンスを学び、ダンサーとしての依頼も数多い。クリエイター集団「Honey Cue」、市民団体「湘南SHOW点」代表。

FM湘南ナパサのラジオ番組「清水友美のLOVE湘南」毎週土曜20:30~放送中。 

https://ameblo.jp/tomomi-shimizu/

配信サイト

https://honeycue.peatix.com

2022年3月25日金曜日

2022.6.25 近藤浩平音楽フェスティバル 開催!

 KONODO Music Festival

近藤浩平音楽フェスティバル

~山の端の向こうに、宙と海の先へ~

山の作曲家・近藤浩平 楽壇活動20周年記念音楽祭

国内外で作品が演奏され、プロとアマの垣根を越えて作品が愛奏されている山の作曲家・近藤浩平。本フェスティバルは映画『にしきたショパン』のテーマ曲であり、今日世界中で再演され続けている代表作〈海辺の雪〉から、最新作〈チェロソナタ〉、さらには彼が開催地茅ヶ崎のために書き下ろした〈茅ヶ崎のミヨー〉など、近藤作品を愛奏する演奏家たちが茅ヶ崎に集結してお届けするスペシャルイベントです。当日はシンポジウムや懇親会も予定しており、どなたでもご参加頂けます。


日時:

2022年6月25日(土)

第Ⅰ部13:00- 第Ⅱ部14:30- 第Ⅲ部16:00- 第Ⅳ部17:00-


会場:

スタジオ・ベルソー

神奈川県茅ヶ崎市共恵1-8-20 5F


入場料:

大人 4部通し4,000円  1部1,000円

学生以下 4部通し2,000円  1部1,000円


出演:

清水友美(p)、杉浦菜々子(p)、鈴木智恵(p)萩生哲郎(p)、加藤千晴(p)、佐田奏生(尺八)

坂場圭介(gt)、北條立記(vc)、山本瑞穂(va)他


主催 湘南クラシック音楽を愛する会

共催 関西アートミュージックプロジェクト

後援 一般社団法人全日本ピアノ指導者協会

   一般社団法人日本作曲家協議会

   特定非営利活動法人日本現代音楽協会


〈プログラム〉

第1部 震災、社会と音楽 13時00分~14時00分

海辺の祈り 尺八:佐田奏生 

海辺の祈り ヴィオラ:山本瑞穂

いつか夢になるまで(抜粋版) ソプラノ:原あいら オンライン参加

海辺の雪 ピアノ:清水友美

連弾のための組曲「島」 ピアノ連弾:清水友美、佐藤浩紀

トークセッション1:社会・時代と音楽「震災」「コロナ」映画「にしきたショパン」左手のピアノ


第2部 山と旅の音楽 14時30分~15時30分

ひとのふるさと ソプラノ:原あいら 左手のピアノ:松村有香 オンライン参加

源流への旅 ヴィオラ:山本瑞穂

3つの前奏曲 ギター:坂場圭介

コルドバへの道 ギター:坂場圭介 ピアノ:杉浦菜々子

海とカルスト ピアノ:鈴木智恵

麦草峠のギター ピアノ:杉浦菜々子

トークセッション2:山、自然、風土と音楽


 第3部 初期作品とチェロソナタ 16時00分~17時00分

ピアノのための3つの小品Op.3 萩生哲郎

アトリエの古い画帳 ピアノ:杉浦菜々子

無伴奏チェロソナタ 第2楽章 チェロ:北條立記

チェロソナタ「歴史との団欒」 北條・杉浦

トークセッション3:音楽の地産地消、持続可能な音楽文化


第4部 茅ヶ崎、ご当地音楽 笑いと即興性 17時30分~18時30分

鴨川源流への旅 打楽器:近藤 チェロ:北條立記

山田耕筰に捧ぐる曲 ピアノ:杉浦菜々子

世界の果てまでオッペケペー ピアノ:清水友美

茅ヶ崎のミヨー ピアノ連弾:清水・杉浦

鍋奉行 観客、出演者

Very very sleepyの歌 歌とピアノ:清水 みんなで歌おうスリーピーの歌


【注意事項】

*出演者、プログラムは予告なく変更する場合があります。

*定員は80人です。

*参加者のお名前と連絡先はホールが14日間保管します。

*未就学児来場可(静かに鑑賞できること)




2022年3月2日水曜日

深尾由美子「セヴラック ピアノ曲・全曲ライブ録音コンサート」vol.2 好評配信中!

【配信ピアノリサイタルのお知らせ】

デオダ・ド・セヴラック ピアノ曲・全曲演奏会(SLRC) 第2回

セヴラックとカタルーニャ ―第3期、円熟のピアノ作品と珠玉の歌曲―

【演奏】

深尾由美子(ピアノ)松原えりか(ソプラノ)

【配信日時】

2022年2月1日(日)13:00  ~  3月15日(火)23:59

【配信URL】

https://seasideclassics.zaiko.io/e/severac-fukao2


(2021年12月25日  神奈川県茅ヶ崎市・スタジオベルソーにおける収録)

今年生誕150年を迎えた南仏の作曲家、セヴラックの配信コンサート・シリーズです。

第2回目となる今回は、今日もっともよく演奏されるセヴラックの円熟期の傑作をお届けします。絵画的組曲《セルダーニャ》、《陽光のもとで水浴びをする女たち》の各曲は音楽的、技巧的にも頂点をなし、アルフレッド・コルトー、イヴ・ナット、マルグリット・ロンといった当時の名ピアニストに献呈され、絶賛されています。ピレネーの太陽のもとで繰り広げられるカタルーニャ地方の歌と踊りをお楽しみください。