2019年12月20日金曜日

2020年3月21日(土)深尾由美子(ピアノ)松原えりか(ソプラノ)フランス歌曲とピアノソロ リサイタル開催

(下記公演は、2020.7.11に延期となりました)
2021年に没後100年を迎える南仏の作曲家、セヴラック。セヴラック研究の第一人者深尾由美子さんと、深尾さんが「セヴラック作品にぴったり」と太鼓判を押すソプラノの松原えりかさんによる、フランス歌曲とピアノソロのリサイタルを開催いたします。


2020321日 土曜日
南仏の作曲家セヴラックのピアノ曲と歌曲で綴る
「野趣あふれるフランスのうた」
セヴラック、ボルド、カントルーブ他のピアノ曲、歌曲を中心に

演奏とお話― 深尾由美子(ピアノ)松原えりか(ソプラノ)

ラングドック ルシヨン地方(撮影:Paul PALO)

〈ピアノ曲〉
J.P.ラモー
「タンブラン」(予定)
F.クープラン
「揺りかごの愛」
・セヴラック
「ポンパドゥール夫人への詩句」「セルダーニャ」より

〈歌曲〉
・セヴラック
「フィリス」「ミュゼット」「雪模様」「山の夜明け」
・ドビュッシー
「アンジェラスの鐘」(み告げの鐘)
・シャルル・ボルド
「悲しい風景」より「羊飼い」
「ジーグを踊ろう」
J.カントルーブ
「オーベルニュの歌」より「牧歌」
「チュ・チュ」(シー、静かに)

深尾由美子(ピアノ)
鎌倉市出身。桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業後、国内はもとよりフランス、イタリア、ドイツ、ウィーンでピアノソロおよび室内楽の研鑽を積み、フランス国営放送をはじめとする数多くのコンサートに出演。
フランス・リヨン国立音楽院室内楽科首席修了。現在、桐朋学園大学大学院博士後期課程に在学し、フランス近代の作曲家セヴラックを中心に研究を行っている。
ピアノソロアルバム「セヴラック~良い香りのする音楽」をリヨン国立音楽院で収録。フランスのヴァイオリンの至宝ジェラール・プーレ氏と共演した「ピレネーの太陽」、ピアノソロアルバム「セヴラック、失われた時の音楽」は「レコード芸術」誌で≪特選盤≫に選ばれ、フランスでも絶賛された。国内外の一流ソリストとの共演も多数。これまでにカタルーニャ人のピアニスト・テレサ・リャックーナ、カトリーヌ・ディエット、ジャン・クロード・ペヌティエ、青柳いづみこ、岩崎淑、加藤伸佳、レオニード・ブルンベルグの各氏に師事。


松原えりか(ソプラノ)
東京都出身。桐朋学園大学音楽学部音楽学科声楽専攻卒業。同大学研究生3年修了。同大学大学院修士課程声楽コース(歌曲研究分野)修了。二期会オペラ研修所第60期マスタークラス修了。第36回ソレイユ声楽コンクール入選。
これまでに声楽を名古屋木実、大橋ゆり、腰越満美。竹村靖子の各氏に師事。
二期会準会員。女声アンサンブルグループ「レガーロ東京」所属。

13:30開場、14:00開演。懇親会付き。点字プログラム作成。介助者は無料です。
   (チケットの前売りは行いませんが、ご予約は承ります)
主催:湘南クラシック音楽を愛する会 https://www.shonanclassic.com
     (代表:藤本辰也 090-3695-5450shonan.classic@gmail.com
料金:3,000
会場:スタジオ・ベルソー(茅ヶ崎市共恵1-8-20 Le Berceauビル 茅ヶ崎駅南口徒歩3分)





2019年11月29日金曜日

2020年2月22日(土)園田紘子 ピアリサイタルを開催


2020年2月22日(土)2並びの記念すべき日に、小田原市出身の期待の俊英、園田紘子さんのピアリサイタルを開催する運びになりました。気合の入った素晴らしいプログラム!
会場はいつものスタジオ・ベルソー。茅ヶ崎駅南口徒歩3分にある音楽専用ホールで、ピアノはベーゼンドルファーです。懇親会付きでサロンコンサートの雰囲気をお楽しみいただけます。


西湘クラシック音楽愛好会 代表の柳田和彦様より推薦のお言葉を頂きました。
私の知り合いの音楽家の中には、ヨーロッパに留学ている人が多い、それも2年だけでなく、5年以上留学している人が多いのだ。彼らの音楽を聴くと、その解釈に借り物では無いものを感じる。教えられたものを自分で咀嚼し、その上で個性を発揮している。園田紘子もそういう音楽家だ。彼女のピアノは一言で言うと端正な音楽だ。細部まで丁寧に組み立てられた音楽を聴くのは、方向性は違うがダイナミックで情熱的な音楽を聴くと同じように心地良い。確固としたテンポや、フレージングは、作曲家の言いたかった事を明瞭に浮かび上がらせる。


ハイドンとその時代を生きた巨匠たち
~ウィーン古典派のピアノソナタ集~


ハイドン:ピアノソナタ第59番 変ホ長調 Hob. XVI:49
 Haydn: Sonata in E-flat Major, Hob.XVI:49
ハイドン:ピアノソナタ第60番 ハ長調 Hob. XVI:50
 Haydn: Sonata in C Major, Hob. XVI:50
モーツァルト:ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331《トルコ行進曲付き》
 Mozart: Sonata in A Major, K.331
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23 ヘ短調 作品57 《熱情》
 Beethoven: Piano Sonata No.23 in f Minor Op.57 Appassionata



園田 紘子 プロフィール

小田原市出身。2007年武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業、2009年同大学院音楽研究科博士前期課程修了。在学中、福井直秋記念奨学生に選出される。
2011年よりウィーンにて研鑚を積み、2016年オーストリア・グラーツ国立音楽大学ポストグラデュエート過程を最優秀の成績で終了。
ピアノ教育連盟ピアノオーディション奨励賞、PITINAピアノコンペティション東日本地区優秀賞、かながわピアノコンクール入選。ドイツ、コッヘム国際ピアノサマーフェスティバル聴衆賞、イタリア、ロベルタ・ガリナリ国際ピアノコンクール特別賞受賞。

1999年小田原ジュニア弦楽合奏団とモーツァルトピアノ協奏曲第12番を共演。武蔵野音楽大学在学中、ソリストオーディションに合格し同大学管弦楽団とショパンピアノ協奏曲第2番を共演。又、卒業演奏会、大学推薦による日本調律師協会新人演奏会、サントリーホールデビューコンサート2006に出演。オーストリア、モーツァルテウム・サマーアカデミーにて教授推薦者によるコンサートに出演。その他、日本各地やオーストリア、ドイツでのコンサートに出演。2013,2017,2019年、リサイタルを開催。

各国のマスタークラスに参加し、パスカル・ドヴァイヨン、パスカル・ロジェ、チョン・モ・カン、イョルク・デームス、アンジャイ・ヤシンスキー、ロバート・レビン、ドミニク・メルレ、イーヴォ・ポゴレリッチ、ジョン・ペリー、ジャック・ルヴィエ、パブロ・ギリロフ各氏等の薫陶を受ける。

これまでに阿部裕紀子、竹内典子、福井直昭、リサ・スミルノヴァ、池場文美の各氏に師事。
現在、ソロや伴奏者としてさまざまなコンサート活動を行なっている。





2019年10月24日木曜日

10/10 清水友美リサイタル終了

ご報告が遅れましたが、清水友美ピアノリサイタルは無事終了いたしました。お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
清水さんのマルチな才能・・・ピアノ演奏、語り、歌、パフォーマンス、鍵盤ハーモニカとピアノの同時演奏・・・を楽しんでいただけたと思います。
思えば山田耕筰も帰朝後は踊りと音楽の融合を目指したりしていましたし、20世紀初めのクラシック音楽の前衛的なイメージを体現されたようにも感じました。
近藤浩平さんの左手のピアノ曲「海辺の雪」は、聴衆に特に強いインパクトを与えたようです。クラシックファン歴のとても長い方々から、「現代音楽のイメージが変わった」「この作曲家に注目していきたい」との声をいただきました。演奏する方は大変だったようですが、左手での演奏という困難に真摯に立ち向かうピアニストの姿勢が、祈りにも似た音形に増幅されて、また、このスタジオ・ベルソーの音空間とベーゼンドルファーの深みのある響きによって、聴衆の心の奥底に届いたのだと思います。
演奏会の後の懇親会には多くの方が参加してくださり、清水さんも交えて18時頃まで談笑が続きました。クラシック音楽の話ができる機会はなかなかないものです。グラスワインの販売も好評でした。今後もこのような、音楽を通じた交流が楽しめる場を作っていきたいです。ありがとうございました。














2019年9月22日日曜日

FM湘南ナパサ「清水友美のLOVE♡湘南」に出演

茅ヶ崎を代表するアーチスト(ピアニスト、作曲家、パフォーマー、DJ、etc)清水友美さんのラジオ番組「清水友美のLOVE♡湘南」にゲスト出演(録音ですが)し、10月10日の清水さん出演のピアノリサイタル(清水友美ピアノリサイタル 山田耕筰のピアノ音楽の世界~Vol.1)の告知、宣伝を行いました。

湘南ベルマーレサポーターにとってFM湘南ナパサはおなじみの存在なので、そこに出演できたことに感慨深いものがあります。ラジオ出演は初めてでしたかが、思いのほか話が弾み、予想しなかった展開になったりしてとても楽しめました。約10分間、あっという間でしたね。話したいことをぜんぶ話せて大満足!

僕はおもに現代音楽のピアニスト、作曲家として清水さんを見ているのですが、このラジオ番組を聴くことで、湘南各所で様々な音楽、演劇などの活動をやられ、また様々な形で地域で行われている音楽、アートの活動に関与されている、湘南地域にとって非常に貴重な存在であることに気づかされました。

10月10日はそんな清水さんのお誕生日に行われます。それを記念し清水さんの活動を応援するファンクラブも発足します。懇親会で交流もできますので、ぜひお越しください。

清水さんのブログ → ピアノ弾いたり歌ったり踊ったり♪清水友美♪




清水友美ピアノリサイタル 山田耕筰のピアノ音楽の世界~Vol.1
《清水友美バースデー&ファンクラブ発足記念》

銘器ベーゼンドルファー グランドピアノを擁する音楽専用ホールで、茅ヶ崎ゆかりの作曲家、山田耕筰のピアノ音楽の全曲演奏に挑戦!
今回はその第1回となります。

20191010日(木曜日)
・演奏会 13:3015:30
・懇親会 15:3017:30
・料 金 2,000
    (全席自由 懇親会費込み。介助者は無料です。前売りは行いません)
・定 員 100
・会 場 スタジオ ベルソー(茅ヶ崎市共恵1-8-20 Le Berceauビル)
     茅ヶ崎駅南口徒歩3分 駐輪場あり
・主 催 湘南クラシック音楽を愛する会
・お問い合わせ 090-3695-5450(藤本) 090-8516-5649(清水)
          shonan.classic@gmail.com

プログラム
・山田耕筰 ピアノのための「からたちの花」/哀詩~「荒城の月」を主題とする変奏曲
      月光に棹さして
・野村誠  DVがなくなる日のためのインテルメッツォ
・近藤浩平 海辺の雪~震災と津波の犠牲者への追悼~作品122
 そのほか清水友美作品を演奏予定


清水友美(ピアニスト・作曲家・シンガー・ダンサー・MC) プロフィール
茅ヶ崎市出身、武蔵野音楽大学ピアノ科卒。’02Luc Ferrari氏の作品を演奏するピアニストとして1位選出されソロリサイタルデビュー、他コンクールにも多数入賞。ソロやオケとの共演での新作演奏、CDやラジオの録音、ダンスやミュージカル等の作曲も多く手掛ける。
茅ヶ崎で「赤とんぼ」を作曲した山田耕筰の知られざるピアノ作品も意欲的に演奏。市民団体「湘南SHOW点」代表、「音貞オッペケ祭」発足メンバーとして茅ヶ崎ゆかりの演劇人・川上音二郎版のシェイクスピア劇の復刻上演に取り組み、女優としても出演しながら劇中音楽全てを作曲している。オリジナルPOPバンド「foolish fish」ではVoを担当する他、幼少からダンスを学び、ダンサーとしての依頼も数多い。
FM湘南ナパサのラジオ番組「清水友美のLOVE湘南」毎週土曜2030~放送中。