2019年10月24日木曜日

10/10 清水友美リサイタル終了

ご報告が遅れましたが、清水友美ピアノリサイタルは無事終了いたしました。お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
清水さんのマルチな才能・・・ピアノ演奏、語り、歌、パフォーマンス、鍵盤ハーモニカとピアノの同時演奏・・・を楽しんでいただけたと思います。
思えば山田耕筰も帰朝後は踊りと音楽の融合を目指したりしていましたし、20世紀初めのクラシック音楽の前衛的なイメージを体現されたようにも感じました。
近藤浩平さんの左手のピアノ曲「海辺の雪」は、聴衆に特に強いインパクトを与えたようです。クラシックファン歴のとても長い方々から、「現代音楽のイメージが変わった」「この作曲家に注目していきたい」との声をいただきました。演奏する方は大変だったようですが、左手での演奏という困難に真摯に立ち向かうピアニストの姿勢が、祈りにも似た音形に増幅されて、また、このスタジオ・ベルソーの音空間とベーゼンドルファーの深みのある響きによって、聴衆の心の奥底に届いたのだと思います。
演奏会の後の懇親会には多くの方が参加してくださり、清水さんも交えて18時頃まで談笑が続きました。クラシック音楽の話ができる機会はなかなかないものです。グラスワインの販売も好評でした。今後もこのような、音楽を通じた交流が楽しめる場を作っていきたいです。ありがとうございました。














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